ヘルスケア

一日のパフォーマンスを上げたいなら質の高い睡眠を!質の良い睡眠をとるメリット

    

こんにちは!Jinnaiです!

                    

仕事や勉強の質を上げたいと思ったことありませんか?

高パフォーマンスを発揮することができたら、仕事や勉強で早く成果を出すことができますよね。

      

そんな仕事のなどのパフォーマンスを高めるのに最も重要なのが睡眠です。

現代では、睡眠の効用やメカニズムがだんだんと明らかになってきており、日中に高パフォーマンスを発揮するために必要であることも科学的に証明されてきています。

そのため、トップアスリートやビジネスパーソンはみな質の良い睡眠を意識しています。

 

本記事では、質の高い睡眠をとることがなぜパフォーマンスUPにつながるのかをまとめていきたいと思います。

質の高い睡眠をとって日中のパフォーマンスを上げて、爆速で成果を出していきましょう!

 

睡眠はパフォーマンスを上げる!質の良い睡眠の具体的なメリットは?

睡眠の効用

そもそも睡眠の時って私たちの体の中で何が起きているのでしょうか?

睡眠は単に体や脳を休めるものだというのは皆さんなんとなく知っていると思いますが、ほかにも

  • 自律神経を整える
  • ホルモンを調節する
  • 体の成長や修復を助ける
  • 免疫機能を回復させる
  • 記憶を定着定着させる

などの役割があるそうです。

睡眠でしか得られない効用もあるので、睡眠はおろそかにしてはいけないことが分かりますね。

 

「睡眠は眠くなるからしょうがなくすること」ではありません。

人は生きていく中でたくさんの情報や刺激を受けることになります。

その中で、情報に埋もれず、刺激に耐えられるように日々脳と体のメンテナンスをする必要があるのです。

そして、睡眠にはその役割があります。

 

それでは、睡眠の質を高めることで得られるメリットを紹介します。

   

睡眠の質を高めると起こるメリット

1.日中の集中力が上がる

質の高い睡眠をとることで、脳の機能が回復します。

それから日中に眠気に襲われなくなります。

 

作業に集中するというのは、実は脳の意志の力(ウィルパワー)を使っていて、これが切れると集中できなくなってしまいます。

ですが、脳の機能が回復しているおかげで、意志の力が切れにくくなります。

また、眠気にも襲われないので、集中が切れる要因の一つを排除することができます。

集中できるかどうかは環境の要因にも左右されるので睡眠さえ改善すれば満点ということはないですが、睡眠をしっかりとることで、集中が切れにくい体質になることができます。

   

疲労回復

睡眠中の、特に深い睡眠(ノンレム睡眠)の時に成長ホルモンが最も分泌されるそうです。

この成長ホルモンは、体の疲労回復効果があります。

成長ホルモンは浅い睡眠では分泌されにくいので、寝ても疲れが取れないという人はもしかしたら睡眠の質が低いのかもしれません。

 

病気の予防

後にも紹介しますが、睡眠不足は糖尿病・肥満・高血圧・動脈硬化・呼吸器疾患などの様々な病気の発症リスクを高めてしまいます

睡眠時間を削ると、がんのリスクが6倍、脳卒中は4倍、心筋梗塞は3倍、高血圧は2倍、糖尿病は3倍以上に跳ね上がるという研究結果もあります。

いわゆる生活習慣病というやつですが、睡眠不足になるだけでこれだけリスクが高まってしまうのは怖いですね。

 

また、睡眠は免疫機能の回復効果もあるので、風邪などの感染症予防にもつながります

 

生活習慣病や風邪をひくというのは本当に生産性もなく無意味な時間になりがちです。

人生の中で少しでも病気でいる時間を減らして、自分のやりたいことをするためにも、睡眠をしっかりとって、病気の予防をしていきましょう。

 

短眠効果

睡眠の質を高めていくと、どうやら短眠が可能になるそうです。

これについては、睡眠セラピストの松本美栄先生が、著書の「誰でも簡単に疲れない体が手に入る濃縮睡眠メソッド かんき出版」で紹介しています。

松本先生はいつも3時間前後の睡眠をしているそうです。

 

ただ勘違いしてはいけないのは、今まで8時間寝ないとだめだった人が3時間で平気になるとかではないです。

睡眠の長さは遺伝子レベルで決まっていて、ショートスリーパーの人もいればロングスリーパーの人もいます。

ナポレオンは3時間睡眠のショートスリーパーでしたが、アインシュタインは10時間睡眠のロングスリーパーだったとされています。

遺伝子レベルで睡眠の長さは決まっているので、ミドルスリーパー・ロングスリーパーは努力してもショートスリーパーにはなれないというのが定説です。

ですが、仮にロングスリーパーだったとしても、睡眠時間を今までよりも1時間減らすことできればもっとたくさんのことができるようになるのではないでしょうか。

 

短眠効果はパフォーマンスが上がるということではないですが、一日の時間が増えるという意味でとてもうれしい効果なのではないでしょうか。

いつも8時間くらい寝ている人でも、松本先生くらいに睡眠の質を高めることができたら3時間睡眠も可能なのかもしれません。

ただ、短眠効果意識しすぎるとただの寝不足になる可能性があるので、最初は睡眠の質を高めた副次的な効果ぐらいに捉えておきましょう。

 

これらの効果によりパフォーマンスを上げることができる

まとめると

  • 日中の集中力が上がって、仕事や勉強の質がUP
  • 疲労回復効果で前日までの疲れを持ち越さないので、作業の能率UP
  • 病気の予防と短眠効果で、自由で元気でいられる時間が増える
  • ポジティブになって行動的になれる

 

これだけの効果が睡眠にはあります。

しかし、意外とこれをちゃんと知っている人は多くはありません。

睡眠の質を高めることは、人生の質を変えるといっても過言ではないですね。

 

睡眠不足・不眠があなたのパフォーマンスを下げている

もしあなたが今睡眠不足なのだとしたら、あなたはとても損をしていることになります。

それは、先ほど解説した睡眠のメリットを享受できないからです。

ここでは、不健康な睡眠習慣を持つとどうなってしまうのかを解説していきます。

 

1.不健康になる

先ほども述べたように、質の低い睡眠習慣を繰り返していると、生活習慣病や感染症にかかってしまいます。

また、睡眠不足だと太りやすくなってしまうそうです。

それは、睡眠不足になると、満腹感を感じさせてくれるレプチンというホルモンが減少し、空腹感を感じさせるグレリンというホルモンを増やしてしまうからです。

これにより、いつも以上に食べ過ぎてしまい、太りやすくなってしまいます

健康体になるだけでなく、健康的な体型を維持するためにも睡眠がとても大事だということが分かりますね。

 

2.仕事、勉強に集中できない

睡眠の質が悪いと、睡眠時に脳が完全に回復できません。前日までの疲れやいらない情報がたまった状態になっています。

意志の力もちゃんと回復されないので、日中に集中力を維持することが難しくなります。

 

また、意志の力は「正しい意思決定をする」ためにも必要です

意志の力が残っているときは自分を律して「今は勉強するときだからゲームしない」という決断を下せますが、意志の力がないと、誘惑に負けてゲームをしてしまったりします。

禁欲を午前中は大丈夫なのに夜に我慢できなくなるのも、これと同じように意志の力が減っているからというのが理由の一つだと思われます。

 

こう考えてみると、脳のパフォーマンスが下がることは、その日一日の質を悪くしてしまうので要注意ですね。

脳は毎日ハイパフォーマンスを発揮できるようにしましょう。

 

3.肌が荒れる

睡眠不足は、肌荒れの原因になります

睡眠中に肌のターンオーバーが行われるのですが、睡眠不足で成長ホルモンが不足すると、ターンオーバーが遅れてしまうからです。

逆に言えば、睡眠をしっかりとることで、肌の本来の姿を取り戻すことができます。

ちゃんと寝るのが一番のアンチエイジングです。

 

4.体の疲れがとれず、常にだるくなる

なんとなくだるいとか、活力が沸かないというのも、睡眠不足の弊害です。

毎日エネルギッシュに動き回りたい方は必ず夜は熟睡を心掛けましょう。

 

夜の睡眠時間は、一日の終わりのつけたし的な時間ではなく、翌日のための最重要の時間と捉えるべきです。

質の高い睡眠があるから次の日もその次の日も頑張れるのです。

もし睡眠を甘く見ていた人がいたなら、ぜひ今日から改善してみてください。

 

睡眠不足は個人のパフォーマンスだけでなく、経済にも悪影響を与えている

睡眠不足・不眠によって多くなる社会問題

いろんな意味で、パフォーマンスの低下を引き起こす睡眠不足ですが、実は多くの社会問題の原因にもなっています。

具体的に言えば、交通事故、不登校、犯罪、仕事中の事故、自殺など

睡眠不足で注意が散漫になったり、心の病気になったり、良くない行動に走ったりしてしまうのです。

睡眠不足で個人のパフォーマンスが下がるのはその人の勝手といってもいいですが、ここまで多くの社会問題の原因になってしまうとなると笑えません。

社会全体で睡眠の質を見直す必要があるのではないでしょうか。

また、自分や身の回りの人を不幸にさせないためにも、自分の睡眠を見直すことが大切です。

 

日本は不眠大国

とあるデータでは、日本人の10人に1人が、睡眠時間が6時間未満です。

また、日本人の平均睡眠時間は470分(7時間40分)で、

研究対象になった国の中で最も平均睡眠時間が長いフランスは530分(8時間50分)だったそうです。

日本はほかの国と比べて睡眠時間が短いそうです。

また日本は先進国の中でも「一人当たりのGDP」が低いことで有名です。つまり、生産力が低いのです。

100%そうだとは言い切れませんが、睡眠時間が短く、睡眠の質が低いことが大きな原因なのではないかと思います。

 

睡眠の改善があなたのパフォーマンスを変える

本記事では、質の高い睡眠をとるメリットや、睡眠不足のデメリットを解説しました。

睡眠不足になれば「日中少し眠くなるくらいだから大丈夫」と思ってはいけません。

大きな事故をしないように、病気になってしまわないように今日から少しずつ改善してみてはいかがでしょうか。

 

質の高い睡眠をとる方法はこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

質を上げるだけでなく、不眠の解消にも役立つはずです。

 

睡眠の質を改善して、日中のパフォーマンスを爆上げしていきましょう!

良い研鑽ライフを!

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