脳を鍛える

スマホが頭を悪くする!スマホの弊害と脳の成長を妨げない正しい使いかた

こんにちは!Jinnaiです!

本記事では、スマホの使い過ぎが頭が悪くなる原因になってしまっていることについて解説していきます。

一日のうちに何時間もスマホを触ってしまうという方、集中力や忍耐力がなくなってきたと思っている方、必見です。

   

本記事の結論

  • スマホの触りすぎは、集中力・忍耐力の低下、ストレスの蓄積、睡眠不足などの原因になる
  • スマホの弊害を避けるには、スマホの正しい使い方を心掛ける
  • IT技術が発達し続ける今、その弊害を避けられる人が勝ち組になれる

   

スマホの使い過ぎで頭が悪くなる?スマホが脳に与える影響

スマホを毎日何時間も使っていると、頭が悪くなるというのが最近の定説になってきています。

具体的にどのように脳に影響があるのでしょうか。

集中力の低下

スマホを近くに置いていると、勉強中にもかかわらず開いてしまうっていうことないですか?

ちょっと難しい内容になったら、それから逃げるようにスマホを開いてしまいがちです。

   

難しい勉強と誘惑だらけのスマホ、脳がどちらを優先するかというと、当然スマホです。

なぜなら、難しいことを苦労して学ぶよりも、楽しくて刺激的な情報を簡単に見るほうが、脳にとっては楽だし報酬系が満たされるからです。

誘惑に負けてスマホを触ってしまうのは、私たちの自制心がないからではありません。ヒトの体の仕組みがそうしているのです。

スマホを近くにおいて別の作業をするのは、集中力の観点から見れば、あまり良いとは言えないということになります。

ポイント

脳の性質として、勉強中にスマホを触りたくなるのは自然なこと。勉強中はスマホを遠ざけよう。

また、スマホをマナーモードにしてポケットに入れていたとしても、スマホを開きたい渇望に襲われることがあります。

勉強などの作業をするときは、スマホは別の部屋に置きっぱなしにするなどして、物理的に距離を作るようにしましょう。

スマホやテレビなどがある環境で作業し続けていれば、いずれはそれに慣れて、集中できるようになるのではないかと思えたりもします。

ですが実際は、気が散りやすい環境にずっといると、それに慣れることはなく、むしろ余計に気が散りやすい体質になるのだそうです。

読書や勉強をしていても、別のことが気になるようになってしまうのです。

ポイント

スマホを近くにおいて作業することに慣れると、スマホが近くにないときでも集中力が持続しなくなる。

忍耐力の低下

スマホが今までのデバイスと大きく違う点に、「即座に情報を仕入れることができる」という性質が挙げられます。

  • 知りたいことをすぐに調べられる。
  • 見たいものをすぐに見られる。

これに慣れてしまった現代人は、すぐにご褒美にありつけるというのが普通になってしまい、長い時間をかけて上達するようなものに取り組まなくなってしまっているそうです。

取り組んだとしても、すぐに上達や効果を実感できないので、飽きてしまいます。

   

この忍耐力がないというのは、このブログがテーマにしている自分磨きを行う上でもかなり問題です。

勉強でもスキルの上達でも副業でも体づくりでも、すぐに効果を得られることはほとんどないからです。

自分磨きをするためにも、忍耐力を取り戻すという意味で、スマホの使い方を見直す必要がありそうです。

ポイント

スマホの使い過ぎは、粘り強く努力する「忍耐力」を下げてしまう。

過剰なストレス

スマホを使っているとストレスはどんどん溜まっていくものです。

スマホを使っている中で最も感じやすいストレスは、おそらくはSNSを見るときのではないでしょうか。

人が楽しそうな様子をみて羨ましがったり、自分の投稿にいいねがあまり集まらなかったり。

でも、他人が今何をしているのかは知りたいし、いいねが増えていることを期待してしまうので止められないし、時間があると見てしまいますよね。

SNSにどっぷりハマって気づいたら2時間経っていたというのも、多くの人が経験していることと思います。

スマホでストレスをためないようにする一番の方法は、SNSは必要最低限のもの以外は消去してしまうことです。

消去するのがためらわれるのなら、アカウントは残したままアプリを消して、毎回Webブラウザからログインするようにすれば、必要な時はちゃんと見れるけど、気軽には見れないという環境を作ることができます。

ポイント

SNSは多くの人にとって大きなストレスになっている。

睡眠不足

スマホの利用は、現代人の睡眠時間の短縮と、質の低下をもたらしています。

スマホ以外にも睡眠不足を引き起こす原因はたくさんあるので、スマホを使わないようにすれば眠れるようになるというものでもないのですが、スマホの利用で睡眠時間が減っていることは多くの人が体験していることだと思います。

   

スマホが睡眠時間を削っている理由としては、

  • 夜中にSNSで交流する、YouTubeを見てしまう
  • ブルーライトを浴びて寝付きにくくなる→スマホを見たくなる
  • 夜に大人用の動画を見てしまう
  • SNSによるストレスで寝付きにくくなる

というのが多いのではないでしょうか。

   

そしてこれらは睡眠時間の短縮だけでなく睡眠の質を悪化させることにもつながります。

睡眠時間の不足と睡眠の質の低下は体と脳に大きな負荷がかかってしまいます。

ついつい夜もスマホを触ってしまいがちですが、健康と脳のパフォーマンスのことを考えるなら頑張って我慢しましょう。

ポイント

夜のスマホの使用は睡眠に悪影響。

スマホで頭を悪くしないことに大きな価値がある

以上のような弊害は、生活全体に影響を及ぼしてしまいます。

集中力や忍耐力が低下すれば、仕事の生産性や勉強の進捗に影響が出ます。

ストレスが溜まって睡眠不足になってしまえば、病気にもなるし、日中の活動の質を落とします。

   

生活を便利にしてくれるはずのスマホが、むしろ生産性を下げてしまい、さらには健康を損なわせる存在にもなってしまっているのです。

おそらくこの先も、スマホやその周辺機器がより魅力的なものになり、スマホを触りたい衝動に駆られることが増えていくと思われます。

そしてそれは、さらにその人から生産性と健康を奪ってしまいます。

デジタルデバイスが健康や脳の機能に悪影響を及ぼしていることを、文明病という言葉で表されたりもします。

文明病についても、以下の記事で掘り下げていますので、こちらも参考にしてみてください。

   

私たちはスマホで頭が悪くならないように、対策をしていかなければなりません。

逆に言えば、対策をした人が、対策をしなかった人よりも活躍できる世界になるのかもしれません。

そうだとすれば、あなたはもちろん活躍できる人になりたいですよね。

スマホの弊害を回避するスキルがこのさきの時代に欠かせない

   

脳に悪影響をお及ぼさないスマホの使い方

1.スマホを携帯するのをやめる

集中力や忍耐力など、スマホで頭が悪くなってしまう原因は、スマホにあるのではなく私たちのスマホの使い方にあります。

最もだめな使い方は、スマホを肌身離さず持ち歩き、調べものをすぐに調べたり、見たいものをすぐに見たり、暇だからと言ってSNSやゲームをすぐに開いたりすることです。

そうしないように、スマホをすぐにさわれないように環境を整えましょう。

  • 外出先なら、スマホをポケットに入れるのではなく、カバンの中に入れる
  • デスクでの作業中なら、スマホを違う部屋に置いておくか、引き出しなどに入れて視界に入らないようにする
  • 家にいるのなら、禁欲ボックスに入れる

禁欲ボックスや禁欲ボックス的環境の作り方は、以下の記事でも紹介しています。

2.スマホ以外でできることにはスマホを使わない

スマホにはいろんな機能がついていて非常に便利です。

時計がわりにもなって、目覚まし時計としても使えて、メモもできて、電卓もついていて

   

でもそのせいで、スマホを触るタイミングが増えてしまいます。

スマホを触ることが多くなればなるほど依存してしまい、1分おきに用もないのにスマホを開くようになるのです。

   

このように依存しないように、ほかで代用が利くものにはスマホを使わないようにしましょう。

腕時計をすればスマホで確認するより早く時間を確かめられます。

目覚まし時計もメモも電卓も、家にいるときはスマホを使わなくてもいいはずです。

   

3.スマホは生活を便利にするために使う

先ほどは、ほかに代用が利くものはほかのものを使うようにと言いましたが、スマホを使うほうが圧倒的に便利で、生産性が上がると言える場合はスマホを使うべきだと思います。

スマホの使うべき機能としては、電話、メール、タイマー、ストップウォッチ、その他生産性を上げるようなアプリなどです。

ストップウォッチやタイマーに関しては、代用が利くものはあるのですが、首からストップウォッチをかけて外に出るのはなかなか勇気がいることだと思うので、そういうものについてはスマホを使っていいと思います。

   

スマホは楽しむために使うのではなく、生産性を上げるための道具だと思うことが大切です。

ぜひ、スマホの使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

   

スマホを正しく使ってハイパフォーマンスを手に入れよう

スマホを使い過ぎによるデメリットと、それを回避するための習慣を解説しました。

生産性を下げ、健康を損なわせ、時間を奪ってしまうスマホの使い方を今のうちから見直しましょう。

   

おそらくこれから先もIT技術が進化して、スマホはますます魅力的なデバイスになることが予想されます。

10年後にはスマホよりももっと便利なものも登場しているかもしれません。

そしてその新しくて便利な技術でも、使い方を考えないと多くの弊害を被ることになります。

   

しかし、IT技術は使い方によっては多くのデメリットがあるということを知って、適切な距離を保てれば、IT技術の弊害を最小限にすることができるでしょう。

そのことを知らないほかの人よりも成長することができるはずです。

スマホの使い方を改めて、スマホ以外の生活習慣も見直して、自分磨きに邁進していきましょう。

   

良い研鑽ライフを!

   

   

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