こんにちは!Jinnaiです!
本記事はブレインプログラミングについて紹介しています。
この本は「夢のかなえ方、目標の達成の仕方」を脳科学的に説明しています。
著者のアランとバーバラはかつて苦悩のどん底にいました。それからブレインプログラミングを駆使して再出発をし、ベストセラー本を書いて大成功しました。
それ以外にも彼らは多くの目標を達成しています。
大きな夢や目標を達成できる、そんなブレインプログラミングを実践してみたくないですか?
このブレインプログラミングは科学的に根拠があるものなので、怪しいとか思わないでくださいね。
本記事の結論
- RASという脳の情報のフィルターを最適化すると、目標達成のヒントが集まりやすくなる
- RASに目標を吹きこむには、目標を明確にする・視覚化・アファメーションなどの方法がある
- 今の自分は、過去の自分が考えていた結果であり、これからの自分は、今の自分が考えた結果の姿になる
ブレインプログラミングって何?
脳には、目標を達成するためのしくみがあります。それをうまく使うことで実際にその目標を達成できるようになります。
ではその「目標を達成させるためのしくみ」とはどんなものなのでしょうか?
RASとは
それはRASと呼ばれるものです。
このRASは、無意識と意識の間の情報のフィルターのような役割をしています。
私たちは普段生活をしているとかなり多くの情報にさらされています。視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚すべての情報がすべて意識に伝わると、重要なものごとに気づくことが難しくなります。
そうならないように、RASは自分にとって重要なことに関する情報だけを意識に伝え、それ以外はシャットアウトする役割を果たしています。
このRASのおかげで、重要なものごとにだけ注意を払って生活していくことができます。
皆さんにもこんな経験はないでしょうか?
- 本を読み終えてみると、興味のある所だけ頭に入っててそれ以外覚えていない
- ハマっている曲が有線で流れ始めるとすぐに「この曲知ってる!好きなやつ!」ってなる
- 車での通勤はほとんど無意識でしているが危ない状況の時には意識が戻って事故にならないで済む
これらの現象は、自分の興味のあることや危機だけをRASが意識に伝えているために起きます。
また、次のことをしてみください。
- 部屋の中にあるものに注意を払ってみる
まず、普段意識していないものをいろいろ発見できたのではないでしょうか。
普段生活していたら絶対に目には映ってるはずだけど、それを意識していないっていうものがたくさんあると思いますが、それは脳がどうでもいい情報だと思っているからです。
また、部屋のものに注意を払っていた時、どんな音がしていたかって覚えてないですよね。
車の音や鳥の声などが耳には届いているはずですが、「ものに注意を払う」ときは聞きなれたどうでもいい情報はシャットアウトされます。
このように、何かに注意を向けていると、それ以外のことに意識が行かなくなったりします。
これが火災報知器が鳴り出したとか、隕石が落ちたとかなら気づくはずです。それはそれらの音は「命の危険」に関する情報だからです。
また、「何に注意を向けるか」を変えるだけでRASのフィルターを変えることができるというのも重要なポイントです。
このフィルターを変えることが、ブレインプログラミングの第一歩です。
RASという脳のフィルターが、私たちの意識に届く情報を選んでいる
RASを使ってどのように目標を達成するのか?
長々とRASの説明をしていましたが、このRASをつかってどのように目標を達成することができるのでしょうか。
RASに目標を吹き込むのです。自分にとって重大な物事だと思わせるのです。
RASへの吹き込み方はぜひ本を読んで詳細を確認していただきたいのですが、
- 目標を明確にする
- 視覚化
- アファメーション
などで行うことができると紹介されています。
そこまでする時間は無いという方は、ゼロ秒思考で目標を定期的に書き出すのでも効果があります。
ゼロ秒思考については以下の記事を参考にしてみてください。
-
「ゼロ秒思考」の方法と効果【マッキンゼー式の思考整理術を身につけよう】
2021/3/7 読書記録
RASに働きかけるポイントは、ただ頭の中だけで考えるということではダメということです。
やりたいことを明確にした後、それが具体的にどういうことなのかを脳に吹き込むことが大切です。
これらの方法でフィルターを変えることができれば、その目標に関する情報が「自動的に」集まります。というか意識するようになります。
脳のプログラミングを書き換えるという表現がぴったりですね。
目標に関する情報が集まるだけでなく、性格や固定観念を変えることも可能です。
脳に自分の目標を明確に認識させることで、自動的にそのための情報が集まり始める
偉人たちが成功したのはブレインプログラミングをしていたからかも?
本を読んでいるとたくさんの偉人たちの名言に触れることができます。
それを見ていると、彼らは知らず知らずのうちにブレインプログラミングをしていたことがわかります。
「自分ならできる」という目標を掲げていたことがRASに働きかけ、実際の成功に結び付いていたのではないでしょうか。
科学的根拠は知らなくても、目標を立ててできると信じることが大事であるということを体感で学んでいたのかもしれません。
ブレインプログラミングを読んでの個人的感想
本の中でこんな名言が紹介されていました。
あなたが今日そこにいるのは、あなたの考え方がそこにあなたを連れてきたからだ。
あなたが明日いるのも、あなたの考え方が連れて行くところだろう。
ジェームズ・レーン・アレン(アメリカの作家)
ブレインプログラミングは意識されないだけで実は誰でもずっとしてきています。
皆さんにも過去を振り返ってみて、いろんな目標があったと思います。
- できるわけないと決めつけて行動を起こさない
- 達成できると思って行動を起こして失敗した
- 達成できると思って行動を起こして達成できた
そういう小さな積み重ねで今の自分がいるんだということを意識しておくべきだと感じました。
行動を起こしたかどうかで人生は変わるものですが、行動の原点は思考です。
つまり、思考を変えることで行動を起こせるようになり、身の回りに変化が起きるのです。
ブレインプログラミングを使って(理解して)、思考を変え、行動を変える
これが自力で夢や目標を達成する唯一の方法だと思いました。
思考は目に見えないからおろそかにしやすいですが、とても大きな力を持っているんだということを心にとめておきましょう。
意識してブレインプログラミングに取り組もう
「目標を達成する」ってとても難しいことですが、正しい情報を見つけ、正しい行動をとれば、少しずつ近づくものだと思います。
ブレインプログラミングはその中の「正しい情報を見つける」ということを助けてくれます。
そして正しい情報を見つけることができたら、あとは行動起こしましょう。
行動を起こさなければ目標には近づくことはないので、それは本人の頑張り次第です。
夢や目標を達成したいというのは人間だれしもが思うことです。
しかし、その方法はあまり知られていないというか、「どうせむりだから」と半分あきらめてしまう人が多いです。
ですがこの本を読んで、思考を変えることで目標を達成できる方法が見つかり、情報も集まり、達成する確率を上げることができるということを知りました。
それを知ることができた私たちは、それを知らない人たちよりも成長・成功することができるはずです。
まだブレインプログラミングが世に広まっていない今のうちから実践し、周りと差をつけれるように自分磨きや自己実現に取り組んでいきましょう。
具体的な方法はぜひご自身で本を開いて確かめてみてください。
良い研鑽ライフを!