こんにちは!Jinnaiです!
このサイトでは効率的な勉強法について何記事かで紹介しています。
皆さんは勉強の方法を工夫させて勉強効率を上げようと思ったことはあるのではないでしょうか。
実は、勉強後の習慣によっても、勉強効率を上げることができるんです。
どのように勉強効率を上げるのかということですが、勉強後の行動を意識することで、
勉強した内容を記憶に定着しやすくなり、応用できるようになるんです。
本記事では、そんな効率的に記憶に定着させるための「勉強した後の適切な過ごし方」をまとめていきます。
勉強した後の習慣が大切な理由
なぜ勉強した後の習慣で、知識の定着率が変わるのでしょうか。
結論を先に言うと、集中モードで得た知識は、緩和モードに入ることで定着しやすくなるからです。
今出てきた「集中モード」と「緩和モード」って何って話ですが、
集中モード ・・・ 一つの情報だけに意識が向かい、必死で知識を取りこもうとする状態
緩和モード ・・・ 脳がリラックスし、頭の中にある複数の情報を結び付けようとする状態
という違いがあります。
要は、集中モードで学んだ知識は、ガチガチに凝り固まったものです。緩和モードではそれをほぐして、既存の知識や他の情報に結び付けることで記憶の定着と理解を助けてくれます。
勉強前の事前準備についての記事でも紹介しましたが、新しい知識を得ようとするとき、脳は古い情報と結び付けることで覚えることができます。
緩和モードはそれを無意識にしてくれるということになります。ありがたいですね。
緩和モードの時間を作ることで初めて、学んだ知識を定着させ、応用できるようになるんです。
なので、「勉強の後は脳を緩和モードにする」というのが効率的に記憶するための勉強後の過ごし方になります。
勉強後に緩和モードに移行するための過ごし方4つ 極論:休めばよい
では、緩和モードに入るためにするべきことを4つ紹介します。
1.昼寝
15分程度の昼寝自体は、集中力を回復させる効果もあるので、決して悪いものではありません。
そしてさらに、昼寝をすることは脳を緩和モードに移行させる効果もあります。
時間は15~30分くらいがベストです。
それ以上長いと、集中力が落ちたり眠気が取れなかったりするので止めておきましょう。
より定着率を上げる昼寝の方法:報酬付き昼寝
昼寝を活用して、もっと効率的に勉強効率を上げる方法があります。
それが報酬付き昼寝です。
方法は以下の通りです。
- 1.勉強をし、仮眠後のテストを作成する
- 2.仮眠をとる
- 3.学習した内容を記憶しているかのテストをする
- 4.合格できていたら(ちゃんと覚えていたら)自分にご褒美を上げる
この段取りで勉強と仮眠をすることで、定着率が高まったという研究があるそうです。
みなさんもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
無理に寝なくても、目をつぶるだけでも緩和モードに入れる
仮眠をとるとよいと簡単に言いましたが、眠くもないのにそんなすぐに寝ることって難しいですよね。
ただ30分目をつぶるだけということになってしまうこともあると思います。
この寝ないで目をつぶって休憩することをウェイクフルレストというそうですが、
実は、仮眠は眠りにつかずに目を閉じているだけでも記憶の定着に役立ちます。
目を閉じることで、新しい視覚の情報を取り込まなくなります。
これにより、脳を休ませ、情報の整理をする余裕が生まれます。
仮眠で眠りにつけないという方も、安心してそのウェイクフルレストを続けてみてください。
2.就寝
夜寝る前に勉強をするのも、学習内容の定着が行われやすいです。
その時にもちょっとしたテクニックを使うことで、定着率を上げることが可能になります。
それが、「勉強を中途半端なところで終わらせて寝る」ということです。
なぜ区切りのいいところで終わらせたらダメなんでしょうか。
これは脳に「完了したことについては忘れやすい」という性質があるからです。
逆に中途半端なところで終わらせると、そのための情報の整理を睡眠中に行ってくれます。
それにより、定着しやすくなります。
中途半端なところで終わらせるもう一つのメリットとして、次の日に始めやすくなるということもあります。
机の上にほんとノートをひらっきっぱなしにして、続きが気になるというところで終わらせられれば、次の日もスムーズに勉強を始めることができます。
勉強が面倒くさくて続かないという人にもおすすめな方法です。
3.運動
運動は脳にも良い効果があると別の記事でも紹介しています。
それは、脳の血の巡りを上げてくれるのに加えて、全身に栄養をいきわたらせ、凝り固まった頭をほぐす働きがあるからです。
それに加え、ウォーキングや軽めのランニングなどの「何も考えなくても良い運動」をすることで、脳が緩和モードに入ります。
脳の血流が多くなる、緩和モードに入るという2つの意味で、学習効果が高くなると言えるのです。
なので、方法としては10分程度の軽めのお頭を使わない運動が適していると思います。
運動には集中力を高める効果もあるので、勉強と運動を繰り返すと効率的な学習ができます。
ぜひ試してみてください。
勉強中の運動
ちなみに、運動をしながら勉強をするのも効果的です。
根拠は先ほどと同じで、脳の血流量が増えるからです。
これにより、
- モチベーションが高まる
- 集中力が高まる
- 記憶力が高まる
などの効果が実感できます。
一般的な方法としては、スタンディングデスクや足踏みしながらというのがあります。
少し前にテレビで「三転倒立しながら暗記するとよい」と専門家が大まじめに語っていたのを見たことがありますが、それも同じ原理だと思います。
勉強しながらする運動は、やろうと思えばいくらでも工夫ができるものだと思います。
自分に合った方法を見つけてみてください。
4.マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想でも脳を緩和モードに移行させることができます。
根拠は、ウェイクフルネスレストと似ていますが周りの情報をシャットアウトすることで脳に余裕ができるからです。
マインドフルネスと言えば、ネガティブ思考を改善したりストレスを減らしたりする効果があるというのが有名ですが、記憶力・集中力・ワーキングメモリなどを高める効果もあるそうです。
そう聞くと、マインドフルネスと勉強はとても相性が良いように思えますよね。
マインドフルネスの具体的な方法や効果については別の記事で紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
勉強後にしてはいけないこと
勉強後にするべきことを紹介してきました。
要は、勉強の後の一定時間は余計な情報をいれないことが記憶の定着につながるということですね。
では勉強後にしてはいけないことってあるのでしょうか?
これは先ほどの逆の「脳に余計な情報を入れること」になります。
具体的には、ゲーム、SNS、テレビなどの常に新しい情報を見れるものは見てはいけません。
つい息抜きで見てしまいがちですが、10分は最低でも我慢して緩和モードに入るようにしましょう。
また、勉強の頑張りすぎもNGです。
つねに集中モードだけだと、記憶の定着がされにくいし、知識の応用ができません。
勉強には休息も大事だと言われるのも、このような理由があるからなんですね。
- 勉強は休息をしっかりとる
- 休息の時はゲームやスマホやテレビをみない
ということが大事です。
勉強後の習慣で勉強効率をぶち上げよう
勉強後の習慣によって記憶の定着率を上げられるということを紹介してきました。
記憶の定着に大事なのは、集中モードと緩和モードを使い分けるということ。
睡眠、運動、マインドフルネスを駆使して、意識的に緩和モードに入ることを心掛けましょう!
勉強効率は、
- 勉強のテクニック
- 勉強前の事前準備
- 勉強後の習慣
- ワーキングメモリの性能
などなど、多くの要素を意識し実践することが大切になります。
勉強後の習慣以外についても本サイトで紹介していますので、ぜひそちらも参考にしてみてください!
効率的な勉強法を習得して、爆速で知識の習得ができるようになりましょう!
良い研鑽ライフを!