こんにちは!Jinnaiです!
この記事では勉強前にすることで勉強効率を上げられる4つの方法を紹介します。
勉強効率は勉強方法だけで決まるものではありません。
今回紹介するように、勉強前をどう過ごすかも重要な要素になります。
この記事でぜひ勉強効率を上げる事前準備を習慣にしてみてください。
勉強前にするべき、効率を爆上げする方法4つ
勉強前にするべきメソッドは、大きく分けて以下の4つです。
- 良いマインドを持つ
- モチベーションを高める
- 集中力を上げる
- 理解力を上げる
マインド
勉強をするうえで最も大事になってくるのが、勉強に対する心の持ちようです。
心の声はそのまま自分に暗示をかけることとなり、それが刷り込まれることでいい方向にも、悪い方向にもモチベーションに影響します。
勉強前には、悪いマインドを捨てて、良いマインドを持つようにしましょう。
そうすることで、刷り込みによってモチベーションだけでなく、理解力を上げることも可能です。
重要なマインドを3つ紹介したいと思います。
1.苦手意識を捨てて、得意意識を持つ
苦手意識を持っていると、本当にそれが苦手になるというのが研究で明らかになっています。
これは、脳に悪い刷り込みが行われることで、モチベーションが上がらなくなったり、脳がそのジャンルを受け付けなくなってしまうからです。
苦手な科目・苦手なジャンルは誰にでもあるとは思いますが、こういうのはなるべく意識しないようにしましょう。
苦手意識をなくす方法としては、
- その中でも比較的得意な部分から攻めていく→徐々に得意な部分を広げていく
- 最も苦手な部分を集中して勉強し、得意にする→頑張れば得意になれるということを実感できる→苦手意識がなくなる
- 小さな成功体験を思い出す。(テストでいい点を取ったとか、難しい部分を理解できたとか)
などがあります。
私の個人的なおすすめは、苦手なことを必死で勉強して、得意科目にするということです。
私自身もともとパソコン音痴でしたが、今では人並み以上にはパソコンやITに関して理解することができています。
ITの会社にいるからそれが可能だったとも言えるのですが、この経験は「苦手なことでも得意にすることができる」ということを自分に証明してくれています。
こういう成功体験を持っていると、「ほかの苦手なものもどうにかなる」と思えるようになれます。
成功体験を持つことで、苦手意識をなくすことができます。ぜひやってみてください!
2.硬直マインドを捨てて、成長マインドを持つ
硬直マインドとは?
- 頭のできや能力は生まれつき決まっていると思うマインド
- 頑張っても自分は変われないと思うマインド
成長マインドとは?
- 能力は努力次第でいくらでも向上できると思うマインド
何か目標がある場合、必要なのは紛れもなく成長マインドのほうです。
勉強の場合は、成長マインドを持っているほうが脳が良く働いてくれるようになります。
それは、勉強に対して前向きな気持ちを持っていると、脳がその勉強は重要なものだと認識するからです。
このおかげで、たくさんのことを頭に入れることができたり、モチベーションを落とさずに勉強に励むことができるのです。
好きなことや興味があることについては苦労せずに覚えられたという経験は皆さんもあると思いますが、あれはまさしく、脳が成長マインドの状態だったからと説明できます。
3.絶対合格マインドを持つ
勉強をただするのと、「絶対合格するぞ!」と意気込んで勉強するのとでは、勉強の質やどれくらい継続できるかが変わってきます。合格マインドを持つことは、根気よく継続するために必要なマインドです。
勉強を始める前はぜひ「今からする勉強の意味、目的」を考えたり紙に書き出してから始めるようにしましょう。
モチベーション
モチベーションが勉強の肝といっても過言ではありません。
なぜなら、勉強に対するモチベーションがなければそもそも勉強をしようとは思わないからです。
高校生までは勉強をしないと注意されたり、一緒に勉強する仲間がいたりすることで、勉強することが億劫ではなかったと思います。
ですが、社会人はそのように勉強を強制するような存在がいません。
自力で勉強のモチベーションを上げなければ、社会人は習慣的に勉強することができないのです。
モチベーションを上げ、それを維持することで、勉強のスタートラインに立つことができると言えます。
モチベーションを上げて、すぐに勉強をスタートさせて持続させるための方法を4つ紹介します。
ビアプレッシャー
ビアプレッシャーとは、「周りがそうしているから自分もそうする」というやつです。
これは悪い意味でつかわれることの多い言葉ですが、自分を奮い立たせるために利用することができます。
ビアプレッシャーを利用して勉強のモチベーションを高めるには、意識の高い人と一緒にいると良いです。
意識高い人と一緒にいると、自分も頑張らないとと嫌でも思えるようになります。
勉強内容が同じだとなお良いです。勉強仲間を作って、刺激を受けながら勉強に励みましょう。
自己超越目標
自分を超えた目標というと変な感じがしますが、要は、自分だけでなく周りを変化させることを目標にするということです。
例えば、資格の勉強をするとしたら、資格を取ることを目的にするのではなく、将来の奥さんや家族と裕福に暮らすことや、会社の売り上げに貢献することを目的とするのです。
勉強をして、知識が増えれば、仕事でも必ず役立つはずです。それは会社にとってもいいことだし、それで給料が上がれば家族と裕福に過ごすことにもつながります。
少し突拍子もないですが、資格を取る・仕事に役立てるという目標よりも、先ほど述べたような自己超越目標のほうが、モチベーションを高めるのに役立つとされています。
目標は自分の変化だけでなく、周りの変化を起こすことを意識して設定してみてください。
とりあえず15分
どんなに勉強のやる気が起きなかったとしても、「とりあえず15分」だけ取り組んでみてください。
その15分以降は止めてもいいという条件にしておきます。
皆さんも経験があると思いますが、「やり始めたらなんか楽しくなって長時間作業してた」という現象を期待したものです。
勉強を始める前は「勉強はつらい」という固定観念が脳にしみついているせいで取り組むのが億劫になりがちです。
ですが、もし勉強内容に面白さを感じたり、理解が進んで楽しくなると、15分立った後も勉強を続けようという気持ちになれます。
毎回そうなるわけではないです。15分経っても気が変わらないならやめても良いです。
ですが、確実に15分勉強できるうえに、今までだったら勉強しなかった状況でも、長時間勉強する気になれる可能性があります。
モチベーションは始める前はなくても、やり始めて生まれることもあるのです。
ぜひ「とりあえず15分」だけ取り組んでみてください。
簡単なものから取り組む
上の「とりあえず15分」の勉強のコツとして、簡単なものから取り組むというものがあります。
いきなり難しいものに取り組んでも、モチベーションが上がらずに飽きやすくなります。
ですが、簡単なものから始めると、勉強のエンジンがかかって、持続しやすくなります。
なので、勉強に取り組むときはまずは復習や基礎的な部分からやり始めるのが良いと思います。
勉強の際は、難易度と順番を意識してみてください。
集中力
集中力を自在に操れるようになれば、勉強効率を上げることに大きく役立ちます。
勉強に集中するためにも、勉強前の事前準備が大切です。
集中力を上げるための事前準備を3つ紹介したいと思います。
ドーパミンを分泌させることをする
ドーパミンが分泌されると、集中力が高まります。
勉強の前にワクワクすることをするだけでも、勉強中の集中力を高めることにつながります。
勉強前のちょうどいいワクワクの例を出すとすれば、
- 自分の好きな音楽を聴く
- 趣味を楽しむ
- 続きが気になる小説やゲーム
などです。
ゲームは下手したら長時間やってしまうので注意が必要ですが、とにかく
自分の好きなこと、続きが気になること
をするのがドーパミンを上げる良い方法です。
自然
週に1回自然に触れるだけで、その先1週間の集中力が高まるという研究があります。
自然には集中力を上げる効果と、リラックスする効果の両方があるとされているので、定期的に自然に触れる機会を設けてみてはいかがでしょか。
ちなみに、自然の力で集中力を上げるなら、自然の音を聞くだけでも有効だとされています。
今ではYouTubeやアプリで音声を聴けるので、気軽に試せそうですね。
環境を整える
「集中力は環境で決まる」と言われるほど、環境は重要な要因になります。
簡単に言えば、机の上に不必要なものを置かないとか、ものの置き場所を決めておくとかが有効です。
集中力が高まる環境の整え方は、以下の記事で詳しく紹介していますので、良かったらそちらも見てみてください。
理解力を上げる
理解力を上げる方法は、勉強中のテクニックであれば、アクティブラーニングをすることが効果的です。
ですがそれだけでなく、勉強前にとあることで、その後の勉強での理解力を上げることもできるんです。
勉強の理解力を上げるために事前にできることを2つ紹介します。
先に知っていることを書き出す
人の脳は、新しい情報に触れるとき、すでにある古い情報と結び付けて覚える性質があります。
つまり、意識して新しい情報と古い情報を結び付けることができれば、記憶や理解が進みやすくなるのです。
そのために、勉強する前にすでに知っている情報を書き出すということがお勧めです。
書き出すという行為をすることで、その情報を勉強前に思い出すことができます。この思い出した状態で新しい情報に触れることで、結びつきが起こりやすくなるのです。
特に、新しい分野や基礎から詳細の勉強に移るときに有効です。
書き出し方は、箇条書きでもいいし、マインドマップなどで整理するのもいいと思います。
学びたいことを明確にする
学びたいことを明確にすることは、脳を勉強モードにするために必要です。
というのも、脳は興味があることを理解したり覚えたりすることができますが、興味がないことはまるで覚えようとしません。
この性質は、逆に言えば「興味を持つことで覚えやすくなる」ということです。
勉強に興味を持てるのが一番なのですが、内容によっては難しいこともあると思います。
ですが、今からする勉強で「何を学ぶことができるのか」を考えることで、脳がその内容を理解するモードに切り替えられます。
目次や書き出しを見て、「なんとなくこんなことが書いてありそう」と予想するようにしてみてください。
脳の刷り込みはこのように勉強にも生かせるのです。
事前準備もしっかりと取り組もう
勉強の理解力を上げる事前準備の方法を紹介しました。
これらを全部実行していると大変な時間がかかってしまうので、勉強内容によって使い分ける必要がありそうですね。
効率的な勉強方法はほかにも
- アクティブラーニング
- 勉強後の過ごし方
- 集中力UP
等があります。
それらについてもほかの記事で紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
良い研鑽ライフを!